色えんぴつで描かれた炊きたてごはんのいい香り。 さあ、目を閉じて思い浮かべてみてください。 真っ白くて、あつあつ、ゆげが立ち上るごはんをはふはふしながら口に運ぶ…。 最高に幸せな瞬間を本いっぱいに閉じ込めました。
小さいお子さまも、小学生も、中学生も、おかあさん、おとうさん、おばあちゃん、おじいちゃんも大好きなごはん。ページをめくると閉じ込めたごはんのおいしさが何倍にもなって、目の前にどーん!と現れる楽しいしかけえほんです。小さなおててにぴったりのお箸のサイズもわかります。
視覚的体験を通じて、豊かで健康的な食への興味をお子さまにめばえさせます。知育よりも前段階で読むことが有効な食育の基本書です。
この絵本を図書館で見つけたときは、感動しました!
シンプルなしかけ絵本に見えるんですが、実はこの絵本、写真ではなく、色鉛筆画なんです。
本当に細かく塗り込んであるので、お茶碗によそわれたご飯も、まるで本物みたいなんです。
お米一粒一粒、おかずもお味噌汁の具も、本当に丁寧に描かれていて、ついついじーっと見てしまいます。
写真以上に、温もりや香りが伝わってきそうなステキな絵本でした。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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