にんげんの子どもたちが、にぎやかに豆まきをしています。それを、きつねの兄弟が見ていました。 「よーし、にいちゃんが ちょっと みてきてやるよ。」 お豆が食べたくなったおにいちゃんきつねは、かわいい鬼にへんしんして、子どもたちの前にとびだしました。 「わあ、おにが きた!」「おにはーそと!」 子どもたちは鬼に向かって、たくさんお豆を投げるので、おにいちゃんきつねは、お豆を食べ放題。 それを見ていたおとうときつねは、 「ずるいや ずるいや! にいちゃんばっかり!」と、自分も鬼に変身しました。 「ガオー!」ところが、大きくてこわーい鬼に変身してしまったので、子どもたちはびっくり!
幼児期のお子さんにぴったりな季節感を感じられる1冊です。
お正月が終わったら、今度は節分ですね。
日本は季節の行事がたくさんありますね。
せっかくなら、そんな季節の行事を感じながらの日常もいいものでしょう。
1・2月に読みたい、そんな絵本です。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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