「あかちゃんって、どうやってできるの?」この質問にすぐ答えられない経験を持つ大人は多いはず。本書は、そんな素朴な疑問に正面から答えます。「らんし」と「せいし」の出会い。どうやってお腹の中であかちゃんになり、成長するか。どうやってうまれてくるのか…。
「やさしくわかるびょうきのえほん」シリーズ(金の星社)や「うんこ・おならのえほん」シリーズ(ほるぷ出版)など、体の仕組みを教える絵本を多数描いているせべまさゆきさんが、明快な絵でわかりやすく伝えてくれますよ。
本書は、国際的な性教育の指針『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(ユネスコ)日本版の制作に携わった田代美江子さん監修の「性のえほん」シリーズの1冊。子どもの率直な疑問に向き合い、一緒に読み進めるうちに、いのちの不思議さやおもしろさ、そしていのちを大切にすることへの気持ちが育っていきます。
この「性のえほん」シリーズは、他に『じぶんの からだは どんな からだ?』『すきって どんな きもち? いやって いえるかな?』(共に、金の星社)があります。子どもが興味をもったら、ぜひ合わせてご覧下さい。 ちょっぴり話しにくいけど大切な、いのち・からだ・性のこと。絵本の力を借りて話すのもいいですよね。それぞれのおうちに合ったいい方法が見つかりますように!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
とまどわない! ごまかさない! はじめての性教育 「あかちゃんって どうやって できるの?」「どんなふうに うまれてくるの?」 この絵本が教えてくれる!
国際的な性教育の指針『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(ユネスコ)日本版の制作に携わった田代美江子先生監修の「性のえほん」シリーズ!
「あかちゃんってどこからくるの?」ぼくの頭の中は疑問でいっぱい。お父さんはごまかさず、ていねいに答えます。精子と卵子の出会いから胎児の成長、出産まで、読みすすむうちに命を大切に思う気持ちが芽生えます。
子どもの率直な問いに向きあい、正しい知識を一緒に学ぶことで命や性を大切にする心を育てます。
ごまかさず、赤ちゃんができる仕組みについて書かれていますが、「性行為」については省かれています。この部分についてどうやって伝えるのかいつも悩みます。4歳息子、6歳娘と読み、1歳の妹がいるので赤ちゃんが生まれることについては実感があるものの、どうやって、というところがまだ曖昧なようです。親の私たち自身が性教育をきちんと受けてきたかと言われたらそうではないと思うので、子供たちには年齢にあったタイミングで伝えていきたいのですが、自分の経験がないので試行錯誤中です。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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