箱のなかにはいっているのは?!
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性についての正しい知識を身につけて、自分の身を自分で守ること。そして大人になっていくことへの喜びを感じてほしい。そんな切実な思いから、子どもたちや親たちに向けたわかりやすい性教育の本が続々と登場しています。幼児から小学生に向けて、性をわかりやすく伝える絵本や児童書、伝える側の大人に参考にしてほしい本を選びました。命と性がポジティブに大切なものとして書かれている本、多様性が考慮され、現代の状況を意識して作られている本を中心にピックアップしています。
「赤ちゃんってどこから生まれてくるの?」「男の子と女の子ってどう違うの?」そんなことを聞かれた時が伝えるチャンスです。各家庭の状況や考え方に合わせて手にとってみてくださいね。対象年齢は目安になります。
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「自分の体にだれがどんなふうに触れるかは、自分で決められること。」「相手の体に触れるときは、同意が必要なこと。」「プライベートパーツとは?」「プライベートパーツを触られそうになったら? 触られてしまったら?」4・5歳の子どもたちにも分かりやすく描かれ、大人も子どもと同じ目線で いっしょに“性”について考えられる絵本です。
「ぼく」の目を通して、生命が芽ばえ、育ち、誕生するまでの過程によりそいます。帝王切開や不妊治療なども紹介。命の重み、尊さが美しくあたたかい絵とともに描かれます。妊娠、性交と受精、そして出産を、読み聞かせやすい言葉で、やさしく丁寧に伝える一冊です。
せいりってなんだろう? おとこのこはないちゃだめ? やがて思春期に起こる心と体の変化、そして性の多様性について知り、ちがいを認めあうことの大切さを、きょうだいの成長を通して伝えます。
からだの構造から、思春期、性自認、性的指向、性的同意、愛などの人権教育に及ぶテーマまで、タブーなく正しく語り、尊厳の本質を伝える、フランス生まれの性教育絵本。
体と性について幅広く網羅されているので、幼児から小学生まで長く活用できます。絵本編と解説編の2部構成となっており、解説編では、大人向けに補足してほしいことや子どもへ伝え方のポイントなど、配慮してほしいことが書かれています。性器についてや、その洗い方なども丁寧にくわしく解説され、親子に役立つ一冊です。
『あっ!そうなんだ!性と生』シリーズ第2弾。幼児期に伝えたい性の話が、絵本編と解説編に分けてテーマ別に構成されており、子どもの発達に応じて興味のあるテーマから読むことができます。自分の体を大切にすること、男の子と女の子の体、性器の名称、トイレの仕方なども、小さい子に伝えやすい形で描かれています。
ようこそ! あかちゃん せかいじゅうの家族のはじまりのおはなし
文:レイチェル・グリーナー 絵:クレア・オーウェン 出版社:大月書店 ISBN: 9784272405688
税込価格: ¥2,420
受精から出産までを科学的にぼやかさず説明する、低学年から読める性教育絵本。絵も見やすく、体外受精や不妊治療、同性婚などについても、人権・多様性をふまえた描写がされていて、現代に即した内容となっています。
小さな子どものための性の絵本。おちんちんをテーマに、性差、性器のこと(洗い方や、下着の洗濯のことも!)、プライベート・ゾーン、性被害、そしていのちの誕生について、あたたかい絵でやさしく丁寧に描かれています。
「おかあさんのおっぱいが、おおきいのはなぜだろう?」小さな子の疑問に答え、性の知識を楽しく学べる一冊です。1972年に出版された日本初の「性教育の絵本」であり、復刊され読み継がれています。明るく大らかな雰囲気で、やなせたかしさんの絵が幸せや平和を伝えます。
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