SHELLYさん推薦! 「自分で一読し、子どもたちに『読んでみて!気になることがあったらいつでも聞いて!』と渡したい本です!」
小学生のうちに、みんなと考えたい、体・心・性のこと。 知れば知るほど、自分とだれかを守るパワーになる!
本書は、思春期の入り口にいる男の子・女の子が、お互いの体・心・性について、サイエンスの視点から学べる本です。 産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生が、科学に裏打ちされ、国際基準に照らした「性」の知識を、わかりやすく教えてくれます。
「いつから教えはじめればいいの?」「なにから教えたらいいの?」と悩んでいる大人のみなさんへ……巻末に、サッコ先生による「大人の方へ」のお手紙も載せています。
◎体と心、性について学ぶ時間は、自分やまわりの人を守る「防犯」と、自分の体を好きな気持ちを育むこと、2つの意味で大切です。 ◎思春期の入り口にいる子どもたちへ、そばにいる大人がまず読んで、渡してあげてください! 親子でいっしょに読んでも、子どもがひとりの時間にじっくり読んでも、たのしくポジティブに「性」のことを学べます。
〈もくじより〉 Part1. おへそのひみつ ・どうしてねこや人間にはおへそがあるんだろう?
Part2. 赤ちゃんが生まれる3つの科学 ・生まれる前の赤ちゃんは、おなかの中で何をしているのかな? ・おなかの中にいる赤ちゃんは、どこから、どうやって出てくるのかな? ・赤ちゃんは、どうやってお母さんのおなかの中に入ったのかな?
Part3. 思春期の体の変化 ・男の子の体の変化 ・女の子の体の変化
Part4. 目には見えない心のはなし ・「性」ってなんだろう? ・4つの側面:「体の性」「心の性」「好きになる人の性」「表現する性」 ・性はグラデーション
Part5. 困ったときには ・ひとりでなやまずに ・頼れるところインフォメーション
〜大人の方へ〜 サッコ先生からのお手紙
◎各パートには、サッコ先生から読者への「ミッション」「コラム」「Q&Aコーナー」が充実! ◎ワークブックのように、学んだことを書き込めるノートのページも!
性教育を行っていらっしゃる産婦人科医高橋幸子先生の本です。
性教育の本は最近発売が増えていると思います。良い本が多いです。ただ保護者向けや中高生向け、あるいは絵本が多いですが、この本は小学生がこれから始まる思春期に向けて読める本です。
内容も必要なことが過不足なく含まれていますし、小学生にもわかりやすく科学的に説明されています。
性教育にSEXは避けて通れないけれど、小学生にはまだ早いのでは?と思う人もいると思います。
あるいは必要なことはわかっていてもどう説明したらいいのだろう?、赤ちゃんはどうやって出来るの?と聞かれたけど、はぐらかしてしまった人もいると思います。
そんな人は是非読んでほしいです。
私はこの本を読んで、こんな風に事実を科学的に話せばいいんだなと思いました。
性教育なんてどうしたらいいのかわからない、これまで何もやってこなかったという保護者の方は、ご自分で読んでから、お子さんに渡すといいのではないかと思います。
本来は幼児期から始められたら1番いいですが、小学生でも遅くないです。そのための本だと思います。
性教育とは人間教育だと思います。
幼児期からプライベートゾーンを教え、自分を大事にする、人を大事にする、嫌なことをされたらいやと言えるようにする、自分の身を守れる、子どもから大人への変化を知ることだと思います。
この本はそれが全て含まれています。
また、表紙や挿絵のイラストがほっこり可愛いくて、そこも気にいっていますし、手に取りやすいと思います。 (kanokoさん 40代・せんせい )
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