ここは日本の南にある西表島。 海べの水がひくと、 広いどろの地面があらわれる―― 「ひがた」だ。
ひがたのできる場所は、海になったり、 陸になったりする。 どろばかりに見えるけど、 よく見ていると… たくさんの小さないきものに会える。 命のかがやきがつまった、 たからばこのような場所だ。
片方のハサミが大きなシオマネキや、 大群で移動するミナミコメツキガニ、 エサを食べたあとに 泥のだんごができるコメツキガニ…。
40年以上海の生き物を撮り続けてきた 海洋写真家が、 西表の干潟の小さな世界に見つけた 大自然の営みを紹介します。 自然への興味をはぐくむ写真絵本。
タイトルにひかれ、手に取りました。
表紙にも映る青いカニ、本当にこんな鮮やかなカニがいるのかと思いましたが、本当にいるんですね。
潮がひいた泥の中の巣穴から、青いカニが出てくる姿はびっくり。本当にきれいな色をしているのがわかる写真だったので、すごいなぁと思いました。
ちなみに、あおい色をしているのは、子どもの間だけなんだそうです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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