あべ弘士さんが動物園の飼育係をしていたとき。知りたがり屋でさわりたがり屋のくどうなおこさんが、、あやうくワニに食べられそうになったとき「こらっ、やめなさい!」と助けてくれたのがゴリラのごん太でした。
すっかりゴリラにほれたくどうさんは「恩返し」にゴリラの詩を書いたら、あべさんが絵を描いて、この本ができました。
強そうだけど、どこかさびしさがただようゴリラ。どこか人間に似ているゴリラ。夕日が沈んで、ゴリラも人間も今日という日が、とおりすぎていく。
工藤直子さんの『のはらうた』の詩が好きな小学校3年生の長女へのプレゼント。ちょうど国語の授業で詩の勉強をしているらしく、「学校に持っていこう!」とうれしそうにしていました。
工藤直子さんの愛たっぷりの文章と、あべ弘士さんの絵がぴったりとあっていて、とても素敵な詩集です。読むと穏やかな気持ちになれます。
この詩集に曲をつけたCDもあるらしいので、聞いてみたいなぁと思います。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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