フランスの乳幼児セラピストが考案した、ソーシャルスキルを学ぶ絵本。ユニコーンのこども・ガストンといっしょに、やっかいな気持ちに向き合う心が育ちます。今回のテーマは、「うまくいかないとき、イライラしないでやっていく方法」。サッカーをしていて、なかなか活躍できない、シュートがきまらなくて笑われてイライラするガストン。ママはガストンに、いつもゲームに勝てるとはかぎらない、いちばん大事なのはゲームを楽しむこと、と伝えます。うまくいかなくてもすねない、あきらめない、やり直すことで上達することができます。子どもがどうしてよいかわからないとき、やっかいな気持ちを親子で見つめることで、子どもの安心が育ちます。あせらず、あきらめず、いっぽいっぽすすもうね、と伝えます。*[対象年齢]4才から
子どもは、いやなことがあって機嫌が悪くなっても、話を聞いてもらうだけで少し気分がよくなることがある。だから大人は、どうしても必要な時以外は、何か答えやアドバイスを言おうとしなくていい、ただ聞いてあげればいい時があるんだということを知っていないといけないな。
…と、大人のソーシャルスキルも学べるお話でした。
やわらかい絵がすてきです。 (よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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