○家庭だからこそできる大切なこと 親は、発達が気になる子に「何かができるようになる」ことを期待しがちです。ですがその前提として、子育ての基本となる大切なことがあります。家庭だからこそできるシンプルで、かつ本人の生きる土台となることです。 本書では、専門的な支援に20年以上携わった著者が子育てのエッセンスを「10か条」としてまとめました。
○幼児期、学齢期、青年期のどのステージでも役立つ 「10か条」は「幼少期に心がけたい7か条」「青年期までに取り組みたい3か条」の大きく2つに分かれます。第1条からゆるやかな順序はありますが、お子さんのタイプに合わせて少しずつ、必要な項目から取り組むことができます。 幼児はもちろん小学生、中学生、高校生、社会人のお子さんにも役立つ内容です。
○生きる力の土台づくりが、自信や自立につながる 各条は「悩み」「対応」「解説」の3構成からなり、「解説」には実践例として具体的なケースを紹介しています。第1条「ちょっとした一言」に取り組んだ高校生が、次の機会には変わった(成長した)こともあります。お子さんだけでなく親御さんも焦らず、ストレスを溜めずに、お互いのペースを活かした子育てを始めていきましょう!
【主な目次】 巻頭ストーリー 発達が気になる子の暮らし 学齢期に心がけたい子育て7か条 ●幼少期のポイント 第1条 ちょっとした一言 第2条 言葉、先にありき 第3条 「好き」を足がかりに 第4条 家庭は社会の縮図 第5条 家事はみんなのために 第6条 親子のほどよい距離感 第7条 合意するということ 青年期までに取り組みたい子育て3か条 ●小学校高学年から青年期までのポイント 第8条 生活のシナリオ 第9条 親離れ・子離れ 第10条 相談しながら自己決定
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