著者が、アフリカ文化一般とスワヒリ語を学びにケニア、タンザニア、ウガンダなど東アフリカに訪れたのは、20年ほど前のことです。それから、たびたび同地を訪れ、2000年には、4月から半年にわたって東アフリカを中心に、リュックサックを背負ってひとり旅をつづけました。旅のあいだ、リュックサックにスケッチブックとケニアで買ったマーカーペンをいれて、行く先々で浮かんでくるアフリカのイメージを、手の動くままスケッチブックに描いていきました。 本書は、アフリカで描いた色鮮やかな絵から浮かびあがってきた「ことば」、現地で聞いた昔の言い伝えをもとにして創作したお話、旅の話など……、楽しさあふれる本です。アフリカの空気をいっぱい吸い込んだ、『アフリカのおくりもの』を親子でいっしょにページをめくってください、きっと遠いアフリカへの思いが広がり、話がはずむことでしょう。 巻末には、日本アフリカ文化交流協会スワヒリ語学院の8期生でもある、著者のスワヒリ語の身近な会話、ミニミニ単語集もついています。
この本は、私自身が興味をもって読んだ本です。
アフリカの生の言葉・文化がその絵とともに、新鮮に読み手に伝わってきます。
アフリカが好きな人もそうでない人もこの本で、アフリカの新たな一面を発見できますよ。
最後の言葉のページもなかなかおもしろくて楽しめます。 (ななみやさん 20代・ママ 女の子1歳)
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