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この絵本のお話は、イランでよく知られている昔話です。 おかあさんと一緒に暮らしていたごきぶりねえさんが、自分の道を見つけだすため、ある日旅立つのです。目的地は、たった1人の身内ラメザーンおじさんの住む、とおいとおいハメダーン。 行く手に待ち受けるのは、善悪つかぬ虫や動物。愛らしく身なりをととのえた姉さんに、陽気な調子で声をかけます。「ごきぶりねえさんどこいくの?」
イランでよく知られた昔話だそうです。ちょっと、文字が多いなあと思いました。ごきぶりかあさんからのアドバイスとおり、「自分自身をアピールして鏡を磨いて身支度するんだ。きっと運命の人にめぐり合い、落ち着く先がみつかるだろうから。」娘が旅に出た時には、さみしかったと思いますが、結局は、大小7匹の孫たちに囲まれてごきぶりかあさんも幸せになれてよかったと思いました。ごきぶりねえさんも元気に仕事をして子供の頃からの、「小さくても気持ちのよい家をもつこと」願いも叶えられて幸せな家族と暮らせてよかったです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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