こんなに小さなタネから、どうやって花が咲くんだろう? さわやかな5月の日曜日、近所のお姉さんからもらったアサガオのタネに興味津々。 この日から、はるくんとアサガオの日々が始まりました。
まずは鉢の中に土を入れて、トントントン。ならして、人差し指をズボッ!タネを植える穴の深さは、指の第一関節ぐらいかな。 水もたっぷりあげてね、とお母さん。たっぷりってどのくらい? はるくんの質問に「はちのしたから みずがしたたるくらいかなぁ」。 待つこと3日目、「あっ!めがでた!」。 ……思わず大きな声が出ました。やったね、はるくん!
アサガオの育て方を解説した本はたくさんありますが、それらとはひと味もふた味も違う写真絵本です。日々のお世話を通して、はるくんの視点でアサガオの成長が切り取られています。 あれれ? なるほど! やったー! 今にも飛び出してきそうなはるくんのいきいきした表情、子どもたちは一緒にアサガオを育てているような感覚になることでしょう。
育て方のコツやポイントもとてもわかりやすいんです。 はるくんのお父さん、お母さんの声かけはとっても具体的で、親子でアサガオを育てるときの参考になります。監修の星野先生によるアドバイスは、アサガオの特徴やよく観察してほしいポイントをやさしく説明してくれているので、理科的な知識もしっかりとおさえられるはず。 アサガオのつるはどんどん伸びて、葉っぱは大きくなって、たくさんの蕾がふくらんで。 7月の日の朝6時。はるくんにとっては初めて見るアサガオの花、立派にきれいに咲きました。 読みながら、きっとアサガオを育てたくなっちゃいそう、子どもも大人も。この夏、ぜひはるくんとご一緒に……!
(竹原雅子 絵本ナビライター)
子どもの共感ポイント満載で小学校司書絶賛! 育て方のコツが楽しくわかる、「今までになかった」あさがおの写真絵本。
はるくんが初めてあさがおを育てる過程を、しゃしん絵本作家のキッチンミノル氏が撮影。 タネを植えるところから、芽が出て、ツルが伸び、たくさんの葉っぱがしげり、きれいな花が咲く……そして、また、タネができるまでを、はるくんのリアルな「気づき」と共に美しい写真で紹介しています。
思わず声が出てしまった発芽の喜びや、開花したあさがおに触れた時の静かな感動……。 はるくんの生き生きとした表情や言葉は、あさがおの成長を臨場感たっぷりに伝えてくれます。
学習の一助にもなる、監修・星野敦先生によるワンポイントアドバイス付き!
植物に興味のある、もうすぐ4歳になる息子へ読みました。
タイトルだけ見て図書館の予約システムから借りたのですが、最初はまだ早いかな?と不安でした・・・
ですが、母子共に楽しく読むことが出来ました!
種に傷をつけると発芽しやすいのか!など知らないことが盛りだくさん。
写真付きで分かりやすかったです^^
小学生になったらまた読んであげたい絵本です♪ (まな20さんさん 30代・ママ 男の子3歳)
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