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宝の地図が見つかった!うさぎの村は大騒ぎ。どんくまさんも手伝って、土の中から掘り出した宝物は……。本当の値打ちは見かけではわからないもの。
レトロな感じの絵と「たからさがし」という言葉に惹かれて借りてきました。
私はこのシリーズについて何も知らなかったのですが、カバーにはシリーズの13作品がずらりと書いてありました。
この作品も含めて14作品ということは、人気シリーズなのですね。
柿本幸造といえば「どうぞのいす」や「もりのおくのちいさなひ」という作品を読んだことがあります。この作品は、ベージュを基調とした優しい風合いで落ち着きます。
うさぎの村役場では、宝の地図を見て話をしています。どんくまさんもたからさがしに加わることになりました。
宝物は、つぼの中に入っているものらしく、どんくまさんはつぼの中にははちみつがあることを願っています。
ちょうど考古学の発掘作業のようにみんなが、作業をしています。こういう風景はワクワクしますね。
さて、宝物は見つかったのでしょうか?宝物の中身は?
何をもって宝物ととするのでしょう。それはみんなの心のありようかもしれず。絵を見ていると、何だかとても懐かしいような絵。宝物は見つかる前が楽しいかもと、読んでいていろいろな思いがおきてきました。
息子も楽しそうに見ていました。シリーズの他の作品も読んでみたいと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)
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