ゆうやが、なわとびをかりに学校の遊具室に行くと、たなの奥に落がきがあります。その落がきから煙が出て、小さな忍者が雲にのって現れました。忍者がずきんを取ると、女の人でした。女忍者は、竹づつをゆうやにさし出し、「笑いとり戻したから、これに笑いを集めてきてくれ」とたのみます! ゆうやはとうめいになる術をかけられ、笑いを集めにいきました……。子どもの心を開放する、ユーモラスで楽しい幼年童話です。
児童書の『わらいのとびら(低学年向け)』から選びました。
男の子向けっぽい表紙からか、娘は最初読むのを嫌がったのですが、ひとたび読み始めると一気に読み終えました。
棚の奥に描かれた忍者の絵。
その忍者が突然動きだして喋りだしたのだから、続きを読まずにはいられないのです!
わらいボールを集めてほしいという忍者。しかも、その理由がなんとも…(苦笑)。
でも集める方法は、最高に面白そう!
字が大きくて見やすい!
肝心の内容も面白い!!
そして何よりこの忍者、実は“男の子”向けでは、ない!!!
男女問わず、初めての児童書として、イチオシです☆ (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子8歳)
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