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
牧場の少年と街の女の子が思いがけないきっかけから、すばらしいクリスマスを迎えます。イエスさまがうまれた夜の感動を、もう一度いっしょに味わいながら…。
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作者が目撃した実話をもとにされたようですね。
絵は太田大八さん。
重厚な絵が、この光景にぴったりだと思います。
都会の道路でのトラック事故で荷台の牛たちが逃げ出してしまうのですね。
でも、トラックに乗っていた少年の口笛で
無事、牛たちを回収できるのがすごいです。
その光景を目撃した少女との交流のおはなしなのですね。
都会の女の子と牧場の男の子。
そう、牧場のクリスマスというのは、
まさしく、本当のクリスマスに似ていますね。
動物たちに囲まれたクリスマス。
素敵な光景です。
口笛というモチーフも、助走する音楽のよう。
小学生くらいから、味わってほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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