ある朝、小さなもぐらがふしぎそうにききました。 「ねぇ、おとうさん、せかいはどれくらいひろいの?」
お父さんもぐらは、少し考えてこたえました。 「自分でたしかめてみたらどうだい?」
小さなもぐらは世界の広さをたしかめようと、世界中をたびします。さむいさむい北極から南のジャングルまで、旅の途中でたくさんの動物たちに出会います。
世界はどれくらい広いのか?小さなもぐらの壮大な旅の物語です。
おとうさんもぐらに、
「ねぇ、おとうさん、世界は どれくらい ひろいの?」
ちいさいもぐらが聞くと、
「自分で 確かめたら どうだい?」とい言った言葉が、凄い
なあと思いました。
でも、旅から帰るとやっぱりおとうさんもぐらが、心配して
ずっと 待っていてくれたので、顔をみるまでずっと心配だったろう
なあと思いました。
「せかいは、どうだった?」と、おとうさんもぐらが囁くと、
「せかいはねぇ、自分が 思うだけ、ひろく なるんだよ。」
と、満足そうに答えたのが成長したなあと思いました。 (押し寿司さん 70代以上・じいじ・ばあば )
|