日本のスーパーで売られている食品がどこで生産されて、どこから来ているのか、その詳細を知れば、いかに日本の食卓は外国産のもので溢れかえっているのかがわかります。日本の食料自給率は1960年代後半から年々低くなっており世界でも最低レベルです。日本は国土の7割が森林で農産物の生産量が増やせないといった事情がありますが、食料不足に対する不安をなくすために何ができるのか、そんな問題意識を持っていただけたらと思っています。
食品の値段の変動、割引シールなどの仕組みについて、普段買い物をしている大人には経験で分かるものですが、子供にはとても良い勉強になると思いました。
外国産の食品は国産のものより安いことが多い。
「人件費が安いから」と分かってはいますが、輸送費を加算しても外国産の方が安いのだとこの本を読んで改めて気付きました。
「値段」というテーマには、労働問題やフードロスの問題も絡んでいるのですね。
子供だけでなく大人も、読むほどに勉強になると思います。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
|