ハーブはBC1500年のエジプトのパピルス文書にも記載があるように、長いあいだ私たちの生活において、料理、香水の材料、医術や呪術など、さまざまな場面で活用されてきました。本書では、その中から身近な60種を「料理に使われるハーブ」「花を楽しむハーブ」「薬として使われるハーブ」に分け、美しい図版とともに紹介。それぞれの特性を生かした料理への活用法、各地の民間療法、効用、ハーブにまつわる伝承、神話、歴史的・文芸的エピソードなどを織り交ぜ、ハーブのちからをあますところなく伝えます。巻末には栄養成分表や用語集に加え、花言葉や世界各国のハーブ事情なども紹介、コンパクトながらに楽しい情報が満載の一冊です。 英米で活躍する認定栄養士ダリア・マオリが、各ハーブの効果的な利用法をアドバイス! ハーメルンの笛吹きが、町からネズミを連れ出すときにポケットに入れていたハーブとは? ――答えは本の中に。
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