
ぶうたんのただ一つの悩みは、家族はみんなぶたなのに、自分だけがライオンだということでした。笑いと涙があふれるホットな物語。
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名前はぶうたん、なのにおおかみ?
この本をよんで、人と違ってもいいんだ、ということを少しでも学べるとよいなあ。
ぶたのおかあさんに育てられた、おおかみのぶうたん。
でもおおかみは、みんなから恐れられてるから、外では遊べないぶうたん。
そこでおかあさんが豚頭巾を作って・・・と、話がすすみます。
ぶたになりたい、ぶうたん。でもぶうたんはおおかみ。なんだか悲しくてやりきれない毎日。想像すると切なくなる。
コンプレックスに悩む思春期の自分と少し重なる感じ。
おかあさんのおかげで問題を乗り越えていったり
ピンチのときに、自分の良さをしったり。。。と、
人にはできない自分の良さを見つけるきっかけになるとよいな、なんておもいます。
お話はテンポよくすすむ(絵もかわいらしい)ので、すらすら読み聞かせできます。うちの5歳児のおきにいりです。 (ほんもふさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子6歳、男の子3歳)
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