一本の木の生、死。そして新しい生命の誕生。一本のナラの木が自然界のサイクルの中ではたす役割を描いた、美しい森の生態系絵本。
おはなしの内容は、静かに静かに進みます。
一本の大きな木と、動物、植物との関連、時の流れ・・・
写真?と思わせるような、でもアジのあるステキな「絵」です。
内容的に、こどもは自然界のサイクルとして「知ってるよ」「あたり前」と思うかもしれません。でもそれは「頭」の中の「知識」だけのことではないでしょうか?
人間に置き換えて考えてしまうのは、自分が年を重ねたからでしょうか!?
こどもにもですが、年配の方に、じっくり読み聞かせるのもいいのでは?と思わせる絵本です。 (しいら☆さん 40代・ママ 男の子16歳)
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