海水浴にいったら、砂浜の左右に目を向けてみると、岩場を見つけることができるでしょう。岩場にしゃがんで見ていると、あわてて逃げるヤドカリ、岩陰から顔をのぞかせたカニ、岩のすきまにいるウニなど、様々な姿をした海の生きものたちに、つぎからつぎと出会います。 ヒトデをひろってうらがえしておくと、ひっくり返って元どおりになります。ウニをつかまえたら柵を作って入れておくと、よじのぼって出てきます。ナマコをつかむとお尻から水がぴゅーっと飛び出します。他に殻を取りかえるヤドカリ、変装するカニなど、ぜんぶで9種類の海の生きものに、実際に手で触わることでわかる、そのふしぎな生態を写真で紹介します。 親子で一緒に磯遊びするのが、ますます楽しくなる写真絵本です。
ここには、海は海でも「磯」で見られる生き物が登場します。
アカヒラオデ、バフンウニ、マナマコ(ナマコ)、イバラカンザシ(ゴカイ)、ヨロイイソヒギンチャク、アメフラシ、ホンヤドカリ、ヒライソガニ、モクズショイの10種類!
これは写真絵本なのですが、見ていてい一番驚いたのは、写真の中の「手」がここに紹介されている生き物を素手で触っていたことです。
この手は誰でしょう?写真を撮っている小林さんでしょうか?それとも海の友達?
わたしは海のない県で育ったので、磯の生き物を素手で触ったり押したり、握ったりしているしていることにびっくりでした。
でも、触るとそれぞれの生き物の特徴がさらに良く分かりますね〜。
写真がとても大きいので、普段は気づかない場所の色や形もよく見えました。
ナマコとかアメフラシとかはちょっと見た目がグロテスクな感じなので、苦手なお子さんもいるかもしれませんが、生物の観察の面では大変わかりやすく描かれていると思いました。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子23歳、女の子18歳)
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