いつもはけんちゃんをあったかく気持ちよくしてくれているおふろさん。毎日気持ちよさそうにしているけんちゃんを見ているうちに、おふろさんもお風呂に入ってみたくなり、大きな銭湯をめざします。坂を上っておふろさんが到着したころには、銭湯ののれんは片付けられるところでした。お風呂に入りに来たことを伝えるとやさしい銭湯のおじさんはおふろさんを銭湯に案内してくれました。初めて入るお風呂の気持ちよさににっこりするおふろさん。寒い季節に読みたくなるぽかぽかお風呂絵本です。2022年「第23回ピンポイント絵本コンペ」優秀賞を本作(受賞時『まよなかのおふろさん』)で受賞。
けんちゃんとお父さんの会話から、どうしても銭湯に入ってみたくなったお風呂さんのお話でした。
家からそーっと抜け出すおふろさん。
かわいい挿絵から、ドキドキ、ワクワクする気持ちが伝わってきました。
そして、銭湯の湯船に浸かったお風呂さんの気持ちよさそうな顔!
見ているこっちまで、「ふー、いい気持ち!」と言いたくなるような、とってもかわいいお話でした。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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