世界中で愛されているキャラクター、クマのプーさんとなかまたちの新たな絵本が誕生しました。 なかよしのクリストファー・ロビン、百町森のなかまたちも勢ぞろいしています。
プーさん+クリストファー・ロビンは、いつでもいっしょ、最高の二人。二人は自転車に乗って冒険に出かけますが、二人で出かけたはずなのに、誰かがついてきて、いつのまにか増えてしまった気がします。 百町森のなかまたち、カンガルーのカンガとルー、ウサギに、ふくろうのフクロ、ロバのイーヨーにも聞きますが、結局なにがついてきているのか分かりません。一日中ずっと一緒にいて、森の中をめぐりますが……。
この作品は、A・A・ミルンが、クマのプーさんとクリストファー・ロビンについてあらわした詩集『ぼくたちは6さい』に着想を得て、新しく創作された物語です。クリストファー・ロビンが「おっかけてくる!」といえば「かくれよう!」とプーは言い、「いなくなったよ」と言えば「いなくなったね」とプーが答え、二人の息はぴったり。いつでも一緒で最高の二人の友情が、リズミカルな詩にのせて描かれていきます。 原作を尊重し、作者ジーン・ウィリスが原作のA・A・ミルンの作風で文を書き、絵のマーク・バージェスが原作の挿絵E・H・シェパードの画風で絵を描き、プーさんの知的所有権管理団体の公認も得ている、プーさんが大好きなみなさんには、たまらない作品となっています。 世界中の子どもと大人に愛されている「クマのプーさん」の新たな世界をお楽しみください。
(徳永真紀 絵本編集者)
クマのプーさんとクリストファー・ロビンが、ぼうけんにでかけます。ところが、いつのまにか、だれかがふたりについてきました……。クマのプーさんの原作者A・A・ミルンの詩「ぼくたち ふたり」から着想を得て、新しく書かれた物語。
二人がとても仲良しなことがひしひしと伝わってくる、微笑ましい絵本でした。
プーさんとクリストファー・ロビンのようにいつでもどこでも一緒にいる二人は、いったい誰でしょう。
最初は分からなかったけれど、色々な友達に会って色々と考えて時間が過ぎていくうちに、分かってきます。
それは……。
詩から着想を得たこの絵本。
ほのぼのしているけれど謎解きのスリルもちょっぴりあって、読んでいて楽しい絵本でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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