
ゆずはは、6年生の2学期、田舎の小学校に転校した。わずか9名のクラスなのに、いじめっ子、いじめられっ子がいる。家族経営の小さなスーパーは、地域のリゾート開発計画によって、存続のピンチ。ゆずはは「どうにかしたい!」と悩みながらも、いじめ問題や過疎問題に立ち向かう。小学校生活最後の奮闘ぶりを、明るくさわやかに描く物語。
編集者コメント 黒野伸一さんはヒット小説『限界集落株式会社』の作者。日本の過疎地域の問題を語ってきました。また、『どうにかしたい!』など青春小説でも定評があります。本書は「限界集落」を舞台に「どうにかしたい!」と奮闘する少女を主人公にした児童文学です。
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