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家族が認知症になった時の 接し方・介護・頼れるサービス

家族が認知症になった時の 接し方・介護・頼れるサービス

監修: 内門大丈
出版社: ナツメ社

税込価格: ¥1,760

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作品情報

発行日: 2024年01月18日
ISBN: 9784816374913

192ページ

出版社からの紹介

●認知症になった家族を介護する人に役立つ一冊
認知症の人の介護は、
休みのない介護で「体力」を削られ、
認知症の家族に、介護者のことを忘れられることで「気力」を奪われ、
施設やデイケアなどを利用することで「お金」が減ってしまうことがあります。

介護を始める当初は「大切な家族だから、不自由のないようにていねいに介護しよう」と思っていても、長期間にわたり、「体力」「気力」「お金」に対して負担がかかることで、辛い気持ちになってしまうことも少なくありません。

介護の負担を減らし、介護者も認知症の人も笑顔で暮らせるようサポートできればという願いから、生まれたのが本書です。

●介護する前に知っておきたいこと
皆さんは認知症に対して、どのようなイメージをもっていますか。
「認知症になってしまったら、すぐに何もできなくなってしまう」というのは誤解です。そのような思いで介護をしてしまうと、認知症の人が介護者の不安を感じ取り、悲しみや怒りの感情を持ってしまいます。
その結果、介護者と認知症の人が上手くコミュニケーションをとることができなくなり、介護者の負担が増えてしまいます。
つまり、介護者の負担を少なくするためには、まずは認知症について学ぶことが大切なのです。
本書では、認知症に関する情報を、マンガとQ&Aで紹介しました。
まずは、認知症について学ぶことから始めていきましょう。

●介護の負担を軽くするためには
認知症の介護で大切なのは、一人で抱え込まないことです。
他人に迷惑かけたくないと、誰にも頼らずに介護してしまう人がいます。その結果、認知症の人と介護者が共倒れになってしまっては、元も子もありません。
介護や福祉の専門家、家族、認知症の人が一丸となり、介護に向き合うことが大切です。
本書は、サービスと介護保険について、利用方法や制度のしくみなどを紹介しています。
介護で他の家族を頼ることができないという人は、デイケア、ホームヘルパーといったサービスの利用を検討してみましょう。お金に余裕がなくてサービスを受けられないという人でも、要介護認定の申請をすれば介護保険を使える可能性があります。
これらの制度を知ることが、きっと皆さんの助けになるはずです。

●介護が楽になる、認知症の家族の向き合い方・接し方
介護を続けていくうえでは、認知症になった家族との向き合い方と接し方を考えることが大切です。
認知症の人の心理状態は、介護する人の心の映し鏡だといわれています。
本書には、笑顔で接する、環境を整えるなど、介護の負担軽減につながる詳しい向き合い方・接し方を紹介しています。
また、デイサービスに行きたがらない、同じ服を着続けるなど身なりを構わなくなるといった悩みについて、シチュエーション別に介護の悩みを解決するヒントを紹介し、介護者の皆さんをサポートします。

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