大きな感動を呼んだ『ただいまねこ』の作者が贈る、待望の新作絵本
ここは「にゃおにゃお村」の「にゃおにゃお池」。猫の家族が晩御飯の魚をとりにやってきました。お母さん猫は、細くて長いしっぽを池のなかにたらし、見事に魚をゲット! 子猫たちは大喜びです。食いしん坊たちのおなかを満たすために、しっぽ釣りの技を伝授するお母さん猫。しかし、クロのまんまるしっぽは、魚を釣るには短すぎました。 ここでクイズです。みんなと違ったしっぽをもったクロは、このあとどうするでしょう? @いじけてふてねする Aきょうだいが釣った魚を横取りする B自分で魚をとる方法を見つけ出す
答えはB。どんな方法でクロが魚をとるかは、ぜひ絵本でご確認ください。 自分がみんなと違うしっぽをもっていることを受け入れ、あれこれ奮闘するクロの健気な姿を、ミヤザーナツが柔らかなタッチで描きます。 さあ、末っ子クロのお話が始まりますよー。
★登場する猫たち かあさんねこ:おおらかでしっかりもの ブチ:やさしくて、涙もろい トラ:気さくで、友達がいっぱい クロ:辛抱強く、がんばりや
クロのしっぽはどうやってものびないから、あきらめるのかと思いきや…。
なにがきっかけでいい方法を思いつくかはわからないものですね?。
幼い子がよくもつ「なんとか自分の力でやりたい」の気持ち。おとなは大事にしないといけないなって感じました。 (よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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