世界中で400万部読まれたベストセラー、待望の復刊! 豊かなイギリスの田園。自然とともに暮らす、のばらの村のねずみたちを美しい絵で描いた、 うっとりするような絵本。 のばらの村に秋がやってきました。ねずみたちは冬にそなえて、木の実やきのこの取り入れに大忙し。だんしゃく夫妻のすえむすめ、プリムローズも父さんと木の実取りに出かけます。ところが、ひとりでの帰り道、道草しているうちに迷子になってしまったから、さあ大変。そのころ村では、プリムローズがいなくなって大騒ぎに……。
1981年度第16回世界絵本作家原画展(至光社・丸善共催)みみずく賞受賞 1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞 厚生省中央児童福祉審議会推薦図書 全国学校図書館協議会選定図書 日本図書館協会選定図書
プリムローズは木の実を集めた帰り道、好奇心いっぱいであちこち覗き込んでいるうちに迷子になってしまいました。
暗くなり雨も降りだし、プリムローズがキノコの下で泣くのをがまんしている時のがさがさという物音に、こちらまでドキッとしました。
のばらの村の色づいた秋の風景や、プリムローズが立ち寄ったカヤネズミの家の様子が、美しく繊細に描かれていて素敵です。
地面の穴の先にあった廊下の迷路のような家は誰の家だったのでしょうか?
訳、タイトルが変わって、あらたに出版されるようなので、そちらも読んでみたいです。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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