新潟へと引っ越した剛流は、長岡小のサッカーチーム『長岡ドリームス』でもGKを目指しました。 しかしドリームスには監督の息子、木島龍兵と鉄兵という二人のGKがすでにいたのです。 新しいチームになじむため、一度はFWへ転向した剛流ですが、心は晴れません。
『やっぱりGKがしたい……』
剛流は監督に何度も頭を下げましたが、居残りの自主練習がチームの和を乱していると、チ−ムから追い出されてしまいます。 プレイの場を失った剛流のもとに駆けつけたのは東京の仲間たち。 剛流はゴールデンキッズのGKとして長岡ドリームスとの真剣勝負をむかえることに……。
作者:高橋陽一 東京都葛飾区生まれ。東京都立南葛飾高等学校卒。1980年、『キャプテン翼』(集英社)でデビュー。1983年にはアニメ化。同作品は、現在の日本でのサッカー人気はもとよりサッカーの普及に大きく貢献した。また国内のみならず海外においてもその人気は非常に高い。サッカー以外にもテニスを題材とした『翔の伝説』(集英社)、野球を描いた『エース!』(集英社)、ボクシング作品『CHIBI―チビ―』(集英社)など他スポーツ作品も多数。また、芸能人フットサルチーム「南葛シューターズ」の監督も務めるなど、漫画家以外の活動も積極的に行っている。
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