おおらかに暮らす二人のカバの日常語を描きながら、人間関係の真理をさりげなく織りこんで絶妙な味を表現した、評価の高い絵本。
長男が図書館でこのシリ−ズを数冊借りてきました。
ジョ−ジという雄のカバとマ−サという雌のカバが主人公の短いお話5つから成っています。
ジョ−ジとマ−サは親友同士(らしいが、私には恋人同士に見える)。仲良しでも、どうしても言い出せないことがあったり、秘密にしておきたいこともある。
例えば、マ−サはグリ−ンピ−スのス−プを作るのが大好きで、毎日何杯も作っては、ジョ−ジにごちそうします。でも、実はジョ−ジはこのス−プが苦手。なのに、彼女を悲しませたくないがために、なかなか言い出せず、10ぱいも飲んでしまいます。でも、もうこれ以上は飲めない、とジョ−ジはくつの中に流し込んでしまいますが・・・。
どの話も、なかなかおもしろいのですが、日本人的感覚ではないのかな〜?どうも私にはピンとこないんです。え〜ここで終わっちゃうの?というような尻切れトンボの終わり方も、物足りない気がします。(長男もそんな感じでした!)
マンガチックな絵は、のほほんとしててなかなかいいのですが・・・。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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