前作の終わりから15年が過ぎ、キキも今や30代半ば。ずっと好きだったとんぼさんと結婚して、双子のおかあさんに なっています。キキの子どもたち、お姉さんのニニと弟のトトは双子なのに性格は正反対。元気で活発なニニは 魔女にあまり興味がなく、物静かで魔女になれないはずのトトは魔女に興味津々……。13歳になって旅立ちのときを むかえるニニとトト、そしてそれを見守るキキと、おなじみのコリコの町の人たち。それぞれの新たな旅立ちまでが 描かれています。1985年に第1巻が刊行されてから24年。多くの人に愛されてきた「魔女の宅急便」シリーズも、 いよいよこの6作目をもって完結です。この機会に、キキの成長の物語をたっぷりお楽しみください!
1〜5巻までは1年ずつキキが成長していきましたが、この巻では15年が経ち、キキが男女の双子の母になっています。
キキの子供のお話、そして魔女の子供に生まれた男の子と女の子のお話…うわー読みたかったお話だーと思い楽しく読みました。
魔女の子供に生まれて女の子の方は魔女という選択肢も選べるのに対し、男の子の方はそもそも魔女と言う選択しさえも…というのは双子だとより一層比較してしまってもやもやしてしまうのはすごく納得です。
以前に出たキャラクターたちもたくさん登場します。
良い最終巻でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
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