この本に出てくる山たちは、津軽地方で有名な山です。
「恐山」っていえば、イタコで有名なところですよね?
昔の人たちは、自然の山々をモデルに面白いお話を考えたものです。
北さんの本は、方言をテンポ良く上手に使っていて、ホントに山たちがしゃべっているような、あっけらかんとした感じが面白いです。
前川かずおさんのイラストも見やすくて、インパクトがありました。
大変古い絵本ですが、いまの子ども達に読んでも十分楽しめると思います。
これは日本の地理や歴史がある程度わかっている年頃の方が、
より面白いと思いうので、中学年くらいから、高学年向けではないでしょうか? (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)
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