
巨人、美しく賢い娘、捨てられた王女など、おなじみの民話の主人公たちが作者独特のユーモアやペーソスで性格づけされ登場。現代イタリア文学を代表する作家カルヴィーノの次代への贈物。

ストーリーテリングのテキストとしても使われているので、読みやすく楽しめるお話がたくさんあります。
イタリアのお国柄がよく出ていて、深刻なのにどこか陽気な感じがあります。
善悪がはっきりとしていて、子どもが読み終わってすっきりすると思います。
似たような話も、イタリアの香りがしてきます。
最初に地図も載っているので、どこの話か見ながら読むと、もっと親近感がわいてきます。
「水晶のおんどり」を低学年に語りました。
どきどきするちょっと怖いお話なのに、ユーモアも感じて子どもたちは楽しんでくれました。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子、男の子)
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