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床下にすんでいた小人の親子は、人間に見つけられて見知らぬ野原へ脱出。生れてはじめて野原にきた小人の少女アリエッティは、まぶしい日の光や、野イチゴつみや、野育ちの小人スピラーとの友情を楽しみます。だが、小人にとってはきびしい戸外生活が…。
煙でいぶしだされ、家を出たアリエッティ家族3人。靴の中に住むサバイバル生活は、いきいきしていて本当に人の生活みたいです。最後の小人、、、と言っていたから3人しかいないと思ったら、スピラーという男の子の小人に出会えます。小人どうしじゃあ「借り」じゃなく「盗む」って言うのもおもしろい。そして、スピラーを介しておじさん家族にも出会えます。そして人間のトム(冒頭のおじいさんの子供時代)にも会って第三弾に続くので、先が気になって仕方ありません。あまりにも生き生きした描写で、大人が読んでも本当に面白く、どきどきします。ぜひ全ての人にすすめたい本です。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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