森に住むハリネズミくんは空想好き。厳寒の夜など、象がきて煙突から温かい息を吹き入れてくれればと考えます。すると本当に部屋がぽかぽか…ロシアの自然とハリネズミの空想力が織りなすふしぎな物語。
うちの子どもたちには勧めていますが、まだ読んでいません。(早く読んで!)
ロシアの作家の、とてもかわいらしい動物たちの童話です。
1つ1つのお話はとても短くて、字も大きいし、ひらがなが読めれば感じにはルビも付いているし、(本好きなら)小さなお子さんにも十分読めると、思います。
でも、物語の世界がふんわりホンワカしているので、活字で読むより、お父さんお母さんが寝物語などに読み聞かせしてあげる方が、いいかもしれません。
主人公のハリネズミくん他、ハリネズミの一番の仲良しの子グマ、優しいゾウや小心者のウサギ、なんかちょっとドジなロバや小悪党的なオオカミなど、森の中の素敵な仲間たちが小さないろいろな出来事に出会ったり、起こしたり…。
ゆっくりとした優しい時間が、この本の中に流れています。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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