夏に生い茂り、種を残してその役目を終え、立ち枯れている野の草たち。枯れ草たちがかもしだす不思議な魅力の世界へと誘います。
小学校の読み聞かせボランティアをしています。
この本、のはらにでかけて、枯れ草摘みをしようという内容で、
ひたすらに枯れた植物の紹介なのですが、
枯れ草というよりは、ドライフラワーのようで、意外な美しさに気づかされました。
するとついつい枯れ草や木の実に目が行き、色々拾い集めて、
100円ショップで売っていたリース土台にボンドでくっつけて、リースを作りました。
北風が吹く前に、霜がおりる前に、と書いてあるので、
本来秋口に読むとベストかな?と思いましたが、2月頭の3年生に読みました。
途中でひまわりをさして「これ、知ってる?」とか、
あさがおをさして「学校で育てたよね?」とか、
「ヘクソカズラはおならとうんちのにおいがするから、この名前なんだよ。」とか、
ちょこっとコミュニケーションをとりながら、読みました。
そして読んだ後に、「枯れ草摘みして、このリース作ったんだよ。」と、
リースを教室にプレゼントしてきました。
この本で、枯れ草に目が行く子が、一人でもいるといいなぁ〜。 (あみむさん 30代・ママ 男の子11歳)
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