象どんに危うく踏みつぶされそうになった兎あにい。「ちいこすぎるから見えなかった」と言う象どんに、怒った兎あにいは……。第1話『兎あにい、してやったり』をはじめ、6つの昔話を収めた、ユニークな縦開き絵本です。鉛筆で描かれたコマ割りのイラストも楽しい。
図書館で借りて読みました。今江祥智さんと遠藤育枝さんの訳で
絵はエド・ヤング氏
著者からの一言もシー・アイランド諸島の歴史が分かり学ばされました
ガラ語で話す人々が今もなお昔話を語り継がれていることもそして今江さんたちが訳してくださったのだと言うことも・・・・
お話は 第1話〜第6話まであります。
第一話の兎あにい、してやったりはぞうが大阪弁でしゃべるので、関西人としては親しみ深くお話も兎のずるがしこさがうまく表現されておもしろかったです
それに 横に描かれている絵が 良いんです 気に入りました!
四こままんがのようです。 ただ・・・絵本としてはこの縦長は読みづらかったです。
しかし どのお話もどこかで聞いた話もありますが・・・・
ユーモアたっぷりです。
最後の がらがらへびの口約束は、兎あにいが助けてあげて
「おやくにたててうれしいよ。 相手の言うことを 本気にするまえに、相手がどんなやつかってことを まず考えなくっちゃな。
言葉のほうがいってる 本人より、じょうとうってことはないんだから。
いや、ほんとに ほんと」
語りでしたらおもしろいと思いつつ
この絵本の絵が何とも言えず 良いんです!
皆さんも 一度読んでみてください!
お奨めします! (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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