ボードブックの絵本です。 サイズ:13.6 ×17.0 cm 言語:英語
みんなと違う自分を認め、新しい視点を持つことで、悩みが喜びへ変わることを教えてくれる一冊です。 また、子供たちにとってもなじみのある様々な動物達が、カラフルでありながら優しいタッチで描かれており、イラストを眺めているだけでも楽しめます。
「赤い」金魚、「グレー」の象、他の動物達のように、自分の色を持ちたいと願うカメレオン。 そんなカメレオンはある日、別のカメレオンに出会い、共に過ごすことに、、、 二匹が一緒にいることで、自分の色がない悲しみを乗り越えていきます。
日本語版『じぶんだけのいろ』を読んでからずっと原書を読んでみたい
と思っていて、やっと図書館で順番が回って来ました。
シンプルな言葉を使っているからか、とても心の中にすっと入ってきま
す。この話は、生きて行く上でぶち当たる悩み、そしてその解決の仕方
を教えてくれている本なんだなぁと、改めて感じました。
日本語版で私は勝手に、悩んでいたカメレオンが出会ったもう1匹のカ
メレオンは異性だと思っていたのですが、違うんですね。
そして、絵をよく見てみると、レモンの上やヒースの中、そしてトラの
上に一匹でいるカメレオンの目と、最後に2匹になってからの目が全然
違うことを発見しました。一匹の時の目は本当に物悲しそう。そして、
2匹になってからは嬉しそう。そんな微妙な違いも表現しているレオニ
にやはり感服してしまいます。
We will still change color wherever we go but you and I will
always be alike.
↑この言葉がとても心に残りました。
人間が自然と群がるというと語弊がありますが、仲間を探す理由が分っ
たような気がします。 (汐見台3丁目さん 40代・ママ 男の子6歳)
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