うさぎにまつわるいろいろなお話を収録した本です。
河出書房新社の「おはなしどうぶつランド」というシリーズらしく、他にもいろいろな本があるようでそちらも読んでみたいと思いました。
光吉夏弥さん訳の「あわてウサギ」が読みたくて取り寄せてもらったのですが、安房直子さんの未見の作品「しろいしろいえりまき」のお話も収録されていて、とても幸せな気持ちになりました。
「しろいえりまき」は安房さんらしい切ないお話だなあと思いました。
「あわてウサギ」は、最近読んだ絵本の「にげろ!にげろ?」と似ていて驚きました。
他にも日本の「負けうさぎ」という作品は、「うさぎとかめ」の後日談のようなお話で、こんなお話があったんだあと興味深かったです。
光吉夏弥さん訳を探していている途上で見つけたこの本、こんな切り口の本が河出書房新社から出ていたなんて知りませんでした。
うさぎにまつわる豆知識や、巻末にはうさぎにまつわる他の本の紹介もあって、うさぎ好きさんは必見の本だと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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