ひとりひとりたがいに出会うとき ひとりひとりそれぞれの自分を見つける
谷川俊太郎の詩絵本。緻密な点と線で描き込まれた植物の絵が、圧倒的な個と個の違いをあぶり出す異色作。
卒業に向けた詩を探している時に、教えてもらった本です。
谷川さんらしい詩の内容。人として人間として、一人としてと、短い詩の内容から、読んだ人がいろんな思いをそこから読みとれそうですし、経験によっても解釈や感じ方が違ってくるのではないかと思います。
そして、絵が植物の芽だったり葉だったりするのが、ページごとその詩の文に合わせて違うのが見どころの一つでもあります。
植物も人間もみんなこの地球で生きている仲間なんだなあという思いを改めて感じました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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