チーばあばが、少しずつ、いろんなことを忘れていく病気になった。 わたしのことも忘れちゃうのかな。そうだとしても、わたしはチーばあばが大好き。 チーばあばに教わった「チビチョークのうた」を歌ってみると…。
子どもたちが、家族・認知症や介護について、考えるきっかけとなる作品。
読み始めたときには、おばあちゃんとの楽しいチョーク遊びを描いた作品かと思いました。
ところが、後半になると、おばあちゃんの痴呆や介護といった出来事が起こります。
「すこしずつ いろんなことを わすれるびょうき」という言葉で、きっと子供にもわかるのではないかと思います。
病気に悩むおばあちゃん・介護に悩むお母さん。
辛い現実ですが、「元気になって欲しい」という、ユウちゃんの願いは届いたと思います。
介護というと難しいテーマですが、堅苦しさを感じさせずに、子供にも読みやすい内容だったと思います。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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