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主食のお米にテンペ、豆腐など大豆製品の組み合わせ。酸味のスープ、甘さと辛さ、ココナツミルクのコクで味つけする熱帯の食。
ジャワ島の東部で米作りをしている一家の食事の様子をイラストで紹介。
島によって民族や宗教、風習などが違うらしい。日本と似ている部分と違う部分があること。料理の仕方がずいぶん違うこと…いろんな様子が可愛いイラストでよくわかった。
祖父母と農村で暮らしていたので、食事の様子が似ていてなんとなく懐かしかった。庭に果物の木があって、自由に取って食べているとか、好きな時間にめいめいが食べているところとか、ご飯と適当なおかずを組み合わせた食事などがよく似ていた。米作りをしている家だから共通点も多いのだろう。豆腐屋さんが「たーふー」と言いながら行商にくるのが、一番驚いた。
イスラムの関係の断食や食事のマナーなどは、今、インドネシアを始め多くの外国人が来日して生活しているので、知っていて損はない。私は好きで上野のアメ横によく行くが、そこで見た面白い食材の使い方などを知るヒントもあって、とても面白かった。
シリーズ完読したい。いろんな文化をのぞき見できる気軽な絵本なのに、なかなか役に立つ。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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