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楽しそうに歌い踊る天狗たち。 かげでそれを見ていたおじいさんは、思わず天狗たちの輪の中に入って、いっしょに踊りだします。 思わず笑みがこぼれる、市川先生の文 章と石井先生のユーモラスな絵が見事にマッチ。
陽気で楽しいお話・・・と思えるのは、やはり最初に出てくるおじいさんが、ほがらかな人だから。
楽しい気持ちが先に立って、天狗のことも怖くなくなるってなかなかですよね。
だからこぶを取ってもらうという、ラッキーなことが起こったのかもしれません。
それにひきかえもう一人のおじいさんはアンラッキーでしたが、気分が乗ってくる前に焦って飛び出したから失敗したのでしょう。
何事も楽しむのが重要。
そんな風に思えてしまいました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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