この絵本はポールガルドンの昔話絵本シリーズ5です。
邦訳は岸田衿子さんでした。
実はこれ、どうしてもポール・ガルドンの作品を全部見たかったので、図書館で検索して借りてきたもので、背表紙がついてなくて、どこの国の民話(昔話)なのかもわかりません。
ただ、後で紹介しますが、マザー・グースの詩をもとにして作った「ハーバートばあさんといぬ」に酷似した作りなので、
マザーグースの詩を聞いたヨーロッパのどこかの地方で、勝手に生まれた物語か、マザー・グースがどこかの地方に伝わっている話を詩にしたのかもしれませんね。
昔ばなしは調べていくと、ホントに奥が深くて…。
なので、とても詩的なリズムの作りになっています。
日本でいうと言葉遊びみたいな感じですね。
ストーリーらしいストーリーはありませんが、ポール・ガルトンが描くおばさんと猫のやり取りがなかなか楽しいです。
小学校中学年以上のお子さんにお薦めします。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子10歳)
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