こしおれすずめは他の絵本も出ています
たまたま 図書館で選んで読んで見ました。
熊本県の昔話です おばあさんが 羽が傷ついたすずめを助けてあげて手当てしてあげるのです。
絵も 優しいおばあさんの顔が伝わり 楽しみながら読めました
元気にになったすずめを逃がしてあげます そしたら お礼に ひょうたんの種を おばあさんに持ってくるのです
たくさんのひょうたんは、みんなにあげました(ひょうたんからででくるお米ももちろんみんなに分けてあげます)
心の優しいおばあさん おじいさんが出てくる昔話が多いのですが このお話は おばあさんだけですね
それでも 欲深ばあさんが出てくるところは 良いおばあさんとの対比の昔話だな〜
欲深ばあさんは 羨ましくて 同じこととするのですが・・・
心がこもってなくて 欲の心で すずめを助けるのです お礼は同じひょうたんの種でしたが・・・・・
結末は 蛇にかまれムカデに指されて 死んでしまうのですが・・・
ややもすると 人間は 心優しくばかりの人間にはなれません 欲が出てくるのです
その 欲に対しての戒めが この絵本では 昔話として私たちに語られています
後書きの 西本鶏介氏のお話が 心に残りました
欲深ばあさんの姿にこそ人間の本質があると言われています
すずめの落としてくれた 種からそだてたひょうたんは 仏の恵みでありますと
すずめの介抱もの行為も人間も動物もなく生命あるものすべてに対する昔の人たちの豊かな愛を教えられますとありました
宗教の心を 教えられた思いですが 素直に 受け止める事ができます
そして 教えを心にとめて 生きていく事が 大切とこの絵本は教えてくれました
ほかの こしおれすずめも読んでみます!
子供にもよく分かる昔話だと思います
語りで お話ししてあげるのも良いと思いながら 読んでいます (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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