
くまくんはお風呂がだいっきらい。とってもくさいから、いつもひとりぼっち。
ある日、激しいかゆみがくまくんをおそいます。「うぐぐぐわっ、かゆい!」背中をこすってみたり、転がってみたりしてみたけれど、もっともっとかゆくなるだけ。
そんなくまくんのところへ、いっぴきのふわふわのくまがやって来ました。
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くまくんは、お風呂がだいっきらい。
とってもくさいから、森の動物たちは逃げ出します。
ある朝、大事件が起きます。
ひどいかゆみに襲われたのです。
くまくんは、背中をこすってみたり、転がってみたりしてみたけれど、
ますます痒くなるし、汚くなってしまいました。
そんなくまくんのところへ、いっぴきのふわふわのくまがやって来て・・・
必死に痒みをとめようとする姿が可愛い。
でも、くさいにおいがしたら・・・
やっぱり、近寄りたくないと思う。
それなのに、ふわふわのくまさんは勇気あるなぁ〜
くまくんとどなりあったり、
「だって、くさいもん!!」と、きっぱり言い放つところ、
初めて会った者に向かって言える?
ともだちってすごいね。
ともだちというよりも、彼女?
やっぱり、彼女の前では、くさい熊ではいられないと思ったのでしょう。
時々、夜遅く、こっそり池に入って身体を綺麗にしている
くまくんを見ていると、かわいらしい。
くさいくまくんのお話だけど、とっても微笑ましいおはなしです。 (多夢さん 50代・ママ 女の子13歳)
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