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多夢

ママ・60代・兵庫県、女の子24歳

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自己紹介
娘への読み聞かせがきっかけで、絵本が好きになりました。
今は、自分が楽しむために読んだり、
幼稚園や小学校での絵本の読み聞かせをしたりといった形で、
絵本との関わりを持っています。

               (2024.3.27)
好きなもの
絵本作家  村上康成さん、とよたかずひとさん<BR>童話作家  佐藤さとるさん、あまんきみこさん<BR>新日本画家  中島 潔さん<BR>猫より犬派 コーギーが大好き。<BR>好きな料理はカレーライス。<BR>アニメは名探偵コナン。親子で毎年映画を観に行っています。
ひとこと
現在の感想の傾向としては、幼稚園や小学校での読み聞かせの感想、自分自身で読んだ感想が主になっています。<BR>私の感想が少しでもお役に立てれば幸いです。<BR>絵本ナビさんには、常に様々な情報を提供して頂きありがとうございます。<BR>初めて絵本ナビに感想が掲載されて、19年になりました。<BR>絵本ナビさんとは、長いお付き合いをさせていただいています。これからも宜しくお願いします。<BR>ひとりでも、絵本の好きな子どもが増えますように。<BR>                            (2024.3.27)

多夢さんの声

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自信を持っておすすめしたい 巣立ちと一人暮らし  投稿日:2025/03/17
くまげらのもり
くまげらのもり 作: 手島 圭三郎
出版社: 絵本塾出版
この絵本は、くまげらの子の巣立ちのお話です。
北海道の厳しい自然の中で、懸命に生き抜く姿を、
美しい版画で描かれています。

くまげらの巣立ちの時。
親鳥に促されて飛び出しますが、木にしがみついたままで、
親のあとを追うことが出来ません。
夜は見慣れない景色と不思議な音に怯えます。
でも、そういう色々なことを乗り越えて一人前になっていきます。

くまげらは、カラスほどの大きさがあるキツツキ類の鳥です。
絶滅のおそれがあり、北海道RDBで絶滅危急種に指定され、
国の天然記念物でもあります。

今、こうしている間にも、くまげらは卵を産み、
雛を育て、必死に生きようとしているのだと思うと、
この小さな命を守ってあげたいと思うのです。

それと、
くまげらの巣立ちと娘が一人暮らしを始めたのと重なって、
この絵本を思い出しました。
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自信を持っておすすめしたい 自分の力を誰かのために。  投稿日:2025/03/15
風のぼうけん
風のぼうけん 著: 曹 文軒
出版社: 樹立社
岩手県大船渡市の山林火災。
被災した方の中には、津波と今回の火災と二重被災の方もいます。
ニュースを見るたびに心を痛めました。
山林火災の原因の一つに強風が挙げられています。
これを聞いて、この絵本を思い出しました。

生まれたばかりの風でしょうか。
楽しい気分で吹いていると、風に乗った池の水草がゆらゆらダンスをおどり、カモの親子が気持ちよさそうに泳いでいます。
それをみて嬉しくなった風は、ちょっと力を入れてみます。
自分の力に驚きます。
人が慌てたり、困ったりする姿をみるのが楽しくなってきます。
そして、次第に風のいたずらが大きくなっていき…

風は、ただ遊びたかっただけなのでしょうね。
でも、その加減がエスカレートしていって、
とうとう大火災を引き起こしてしまいます。
そして、悲しむ人々を見てショックを受け、後悔する風。
雨…風の涙です。(ここの表現が好きです。)

そして…

自分の過ちを反省し、心を入れ替えて、
自分の力を誰かのために役立てようとする風の姿に、
心から救われました。
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自信を持っておすすめしたい 笑顔の伝染  投稿日:2025/03/15
ともだちのたね
ともだちのたね 作: 森沢明夫
絵: 加藤美紀

出版社: 東京地図出版
たねまるは、木の妖精。
たまくすのきのおじいさんから生まれました。
ひとりぼっちだった たねまるは、ともだちをプレゼントして欲しいとおじいさんにお願いすると、
「むねのおくにある ちいさなともだちのたねを そだててごらん」と言われます。
ともだちの種とは、誰かを喜ばせると どんどん育って、花を咲かせるという。

誰かが誰かを笑顔にして、その誰かがまた、誰かを笑顔に。
笑顔が伝染して、いつのまにか、たくさんのともだちが出来ていました。

たねまるの ともだちの飛び切りの笑顔が、とても素敵でした。

卒園する子どもたちへ。
小学校に行っても、ともだちの種を育てて、
「にっこにこ♪」の笑顔で、たくさんの花を咲かせてほしい。
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なかなかよいと思う 誰かを愛せる幸せ  投稿日:2025/02/20
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
様々な絵本を読んできました。
すぐに感想をかける絵本もあれば、
この絵本のように、なかなか感想が書けないお話もあります。
胸が締め付けられる思いがあったからです。

100万回も死んで、100万回も生きたねこの話です。
100万人の人がそのねこを可愛がり、ねこが死んだときは皆泣きました。
しかし、ねこは飼い主が大嫌いで、1回も泣きませんでした。
ねこは、「愛」を知らなかったから。

ねこは、はじめて誰のねこにもならなくて、
自分が大好きなのらねこになりました。
そして、白いねこに出会い、「愛」を知ります。
「愛」を知った時、それは「悲しみ」も知ることになりました。
白いねこが死んだとき、ねこは100万回も泣きました。
私ももらい泣きしました。

そして、100万回も生きたねこも、生き返ることがなくなったのです。
100万回も生きたねこですが、ようやく、本当の愛を見つけたのかもしれません。

内容は深く、読むたびに色んな感じ方が出来て、奥深い絵本です。

死や愛などの意味が分かる年齢にならないと、難しいお話かもしれません。
私だったら、子どもに読み聞かせするのは無理かも。
この話は、中学生以上から大人にかけての人が読むといい絵本なのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 命を考える。  投稿日:2025/02/18
とらねことじいちゃん
とらねことじいちゃん 作・絵: 梅田 俊作
出版社: ポプラ社
2月22日は「猫の日」。
猫の鳴き声「にゃん」にちなんでいて、猫と一緒に暮らす幸せを感謝して、喜びをかみしめる日とされています。

この絵本には、いたずら好きのとら猫、ミイが出てきます。
心臓の病気で倒れてから元気をなくしてしまったじいちゃんにとっては、
心の支えになっていました。
ところが、ミイが車にはねられてしまい…

壮絶な看病が始まります。
おじいちゃんも心臓の発作で寝込んでしまったり大変なのに、
一生懸命にミイをさすってあげて、元気になるって信じていて…。
とてもじゃないけど助からないかも…と思いながら、
読んでいました。

懸命に生きようとするミイの生命力には驚かされました。
そんなミイを見ていて、じいちゃんもまた元気を取り戻していきます。

おじいちゃんととら猫ミイとの暮らしを大切にする姿に感動し、
人も動物も同じ命について深く考えさせられるお話でした。
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自信を持っておすすめしたい おもちが食べたくなります!  投稿日:2025/01/09
おもち!
おもち! 文: 石津 ちひろ
絵: 村上 康成

出版社: 小峰書店
私が大好きな村上康成氏の絵本。
人や動物たちが愛嬌があって可愛い。
石津ちひろ氏の紡ぎだすリズムの良い言葉たちと相まって、
とても楽しい絵本になっています。

男の子に女の子、そしておじいちゃん。
順番におもちつき。
「ぺったん ぺったん ぺたぺったん!!」としていると、
「ねばねばり〜ん!」とおもちが…

おもちがいろいろな動物の形になって、
おじいちゃんがつくと…

みんな一生懸命に汗をかきながらも楽しんでいるのがいい。
餅つきって大変だけど、
つきたてのおもちをみんなで楽しく食べるのって、きっと美味しいでしょうね。

余談ですが、偶然にネットで猫が餅つきのアシストしている映像をみて、(この絵本そっくり!)と思いました。

この絵本でも、猫がいい仕事しています。

読み聞かせするなら3歳から。
幼稚園でも、年少さんに読み聞かせをしました。
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自信を持っておすすめしたい 楽しそうに空を泳いでいるのは…?  投稿日:2025/01/09
すいすいたこたこ
すいすいたこたこ 作・絵: とよた かずひこ
出版社: 鈴木出版
今年の三が日は、清々しいお正月でした。
河原では、今年も凧あげをしている人がいました。
今はカイトという洋凧が多いみたいですが…
昔、娘が小さかったころ、凧を手作りして、
お正月に凧あげをしていたころが懐かしい。

お正月。
しろくまさん一家が、たこあげをしています。
あざらしさん一家も、たこあげをしています。

すいすい たこたこ

空に上がっていた凧は、実は蛸。
楽しそうに空を泳いでいる蛸を見ていると、
墨を落とされても、許しちゃう。
お正月ですから。

「ぴーひゃら ぴーひゃら…」とやってきたのは、
暑い国から来たらいおんさんの獅子舞。

賑やかに、楽しそうな動物たちを見ていると、
いいお正月だな。
みんな仲良しでいいな。
平和だな。

と、正月早々気持ちの良い時を過ごせました。

2歳頃のお子さんから楽しめます。
幼稚園では、年少さんに読み聞かせをしたことがあります。
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自信を持っておすすめしたい 雨の日も楽しく。  投稿日:2024/07/17
わたしのかさはそらのいろ
わたしのかさはそらのいろ 作: あまん きみこ
絵: 垂石 眞子

出版社: 福音館書店
最近は、簡易な透明なビニール傘をさすことが多いけれど…
様々な色や模様の傘があって、選ぶのがひとつの楽しみでもあります。

主人公の「わたし」が選んだのは、青い傘。
「晴れた日の空の色よ。」
なんて素敵な発想でしょう。
「わたしのかさは 
 そらのいろ 
 あめの なかでも 
 いい てんき」
と歌いながら歩いていくと、
「いーれて」と言いながら、次々と動物や鳥たちがやってきて
傘の中に飛び込んできます。
すると、だんだんと青い傘は大きくなって…

こんな傘があったら、雨の日だって楽しめちゃう。
動物も鳥たちも、おともだちも、みな一緒に楽しそうで素敵。
みな、仲良く遊ぶ姿をみて、温かな気持ちになりました。

傘が大きくなるってありえないけれど、
ファンタジーの世界は、子どもたちの想像する力を育ててくれると思います。
私はこういう世界が好きです。
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自信を持っておすすめしたい 娘が大好きなシリーズです。  投稿日:2024/07/17
くすのきだんちのあめのひ
くすのきだんちのあめのひ 作: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
外は土砂降りの雨。
雨で喜ぶのは、かえるだけ。
「こんないいてんき、めったにないですよう。」と言いながら、
雨の中へ飛び出していきました。

「くすのきだんち」シリーズの第7弾。
お馴染みのくすのき団地の住人たちは、
どんな過ごし方をしているのでしょう。
ちょっと覗きに行きましょう。

きつねはピアノを弾き、雨宿りで来たねこは歌を歌います。
2階のうさぎの看護師さんは、3階の看護師さんと人形作り。
4階のさるの大工さんは、くすのき団地の図面を描いていますよ。
6階のレストランでは、りすのコックさんと奥さんが…

梅雨時は、雨ばかりで退屈するかもしれないけれど、
何かしらやることを見つけて、雨の日を楽しんでいました。

今回のお話では、かえるだけ生き生きしてました。
雨…好きですからね。
明日も雨が降るように、「ふれふれぼうず」には、
クスっとさせられました。

皆さんも、くすのき団地の住人のように、
雨の日も、楽しみを見つけることが出来ればいいなと思います。

裏表紙のかえるの満面の笑顔!
素敵ですね〜
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自信を持っておすすめしたい 雨ですよ〜  投稿日:2024/07/05
ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?
ぽつぽつぽつ だいじょうぶ? 作: しもかわら ゆみ
出版社: 講談社
写実的なねずみさんときのこの傘の表紙絵。
かわいい。
思わず手に取ってしまいました。

リアルで繊細な筆使い。
リアルだけど、動物たちの表情が豊かで、
動物たちの優しそうな顔を見ていると、癒されます。

ねずみさんはきのこの傘。
うさぎさんは、にんじんの傘。
きつねさんとたぬきさんは、どんな傘?
ページをめくるのがワクワクします。

でも、次々と動物たちが色々な傘をさすだけの絵本かと思ったら…
くまさんの傘の葉っぱが風に飛ばされて、意外な展開に。

あと、雨の音に注目。
雨の変化も楽しめます。

ああ、だから最後はアレなんだ。
なっとく。

ラストのイラストでは、みんなが持っていた傘が置き忘れ?
くもさんの傘は…クスッとさせられました。

動物好きな赤ちゃんから、癒されたい大人まで、
おすすめの絵本です。

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