ある日、かえるくんの歌声に引き寄せられて、けらくんがかえるくんの家の隣に引っ越してきました。仲良くなったふたりですが、ささいなことでけんかをしてしまいます。そんなおり、かえるくんがひよどりに捕まってしまいました。普段は地面の下に住んでいるけらくんですが、かえるくんを助けるため、地上を走り、懸命に追いかけます……。
地面の上で、ケロロ ケケロと歌うカエル君とジー ルー ボーと地面の下で歌うけら君があるとき出会い、お友達になります。話をしたり、かくれんぼをしたり楽しく過ごします。この春、1年生になった息子はちょうどお友達と仲良く出来るようになったものの、当然トラブルの経験もしているようなので、まさにリアルタイムでこの絵本は教科書になって欲しいと思っています。特に仲良くなった頃、カエル君はけら君をずっと一緒にいたくて束縛しようとします。その後カエル君に大事件が発生。友達の危機に立ち向かうけら君をみて、本当の勇気、本当の友達、一緒に過ごしても違うところは認め合い、あるがままを受け止めることの大切さを教えてもらいました。こんなに難しく理解しなくても何となく悩んでいる息子の心に少しでも何か響けばいいなぁと思い読みました。 (1姫2太郎ママさん 40代・ママ 女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳)
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