ファンタジー、ナンセンスなどさまざまなタイプの話を、 星という係数でひとつにまとめたユニークな感覚の異色連作。
星の話が4つおさめられています。
「あいつ」のために「ぼく」が話したものが3つ。
そうして最後に「あいつ」の星の話。
星って、とってもロマンチックで、星座の話も
たくさんあるわけですけれど、この本に登場する
話はちょっと趣が違います。「ほんものでない星が
でてくるほんとうの話」とかね。
どれもこれも素敵でしたが、でも、あいつの話は
寂しかったなあ。
星は物語になりやすいのかもしれません。
私も「自分のための星の話」を作ってみたくなりました。 (ぽこさんママさん 50代・ママ 女の子9歳)
|