あなたにはまだ、おばけが見えますか?名コンビ作の懐かしくて新しいお話。
ある日家の中で「へやのすみのおばけ」と出会った少年ぺったくん。「この世界にはいろいろなおばけがいる」と聞いたぺったくんは――。奇想天外なおばけたちとの出会いを通じて、世界といのちの不思議にふれる物語。
谷川俊太郎さんの児童書?ということで図書館の新刊コーナーで見つけて息子に読んでみました。
ぺったくんとぱったさんとぴったさんは三人きょうだい。両親は南極の氷を調べて留守だそうです。
主人公の名前からして何だか不思議なこのお話。
題名の「ここからどこへ」というの何を指してのことなのか?と興味を持ちました。
主に、ぺったくんが会う不思議なおばけのことが書かれていました。
息子が特に興味を示したのがおならのおばけです。いいにおいのほうのおならおばけとか、おならおばけにも種類があるんですね。
他にもへやすみおばけとか、何だかわからないふわふわとした感じのお話で、でもどこか哲学的でもあるような、でも煙にまかれているような。
言葉で説明するのは難しいのですが、不思議な雰囲気のあるお話でした。
おばけものも子どもは好きなのでとても興味を示して聞いていました。
一人読みするなら中学年以降でしょうか。
感想を言語化するのが難しいのでまた読んでみたいと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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