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今の文明人が忘れ去った人間と森の共存を考えさせられます。人が住むのに森に許可を
もらい森が答えてくれるのは、森もその当時は人間と関係を持っていたためだと思います。
今もし森に開拓しようとしても、他の場所でブルドーザとかで環境破壊とかやっているから森は怒って黙ったままだと思います。
賢治の書いた頃狼森と笊森、盗森はまだ自然も答えてくれる余力があったのですね。
さて、物語ですが、村上先生の表紙の狼がひょうきんで笑えます。それに笊森の山男、盗森の黒い男も、彼らは森の象徴なのだろうけど、愛嬌があっていいです。
姪っ子はまだこの絵本は読んでいないので、寝る前に少しずつ読んであげるつもりでいます。 (doruさん 40代・その他の方 姪10歳)
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